スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

脳梗塞・リハビリテーション 26(23)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサーリンク

脳梗塞・リハビリテーション 26(23)

 12 トイレに行こうとしてバッタン、倒れる 

 入院25日目 7月30日(土曜日)

入院14日目、7月19日の夜11時頃の事だ。

トイレに無断で行こうとしてベッドを離れて立ち上がろうとした。

その時にバッタリ倒れて、大騒動になってしまったことがある。

消灯時間もとっくに過ぎ、廊下中に聞こえる洗い物の音やポルトガル語の雑談も一頻り途絶えた静かな時にトイレをもようした。何もナースコールまで呼ばなくても、もう独りで歩けるのだ。

掛け布団を除け、ベッドのサイド金具に手を架け左手一本で身体を起こす。よし、ズックを履いて杖を突けば、トイレまでの距離、何のことは無い。大袈裟に看護婦を呼ぶことは無い。皆さん、ゆっくり休んでオリナサイヨ。

歩行練習で妻の支えに励まされ、リハビリ室を10周出来た日の夜だ。

意気軒昂、やる気満々の夜だった。ズックの右片方がベッドの下に潜っている。

ベッドの横に腰掛けて、杖を伸ばして引き出そうとするのだが、巧く行かない。立ち上がって通路側に一旦出て、ちょっと前屈みになればズックは取れる。そう思い、閉めているカーテンを遠慮がちにシャシャーンと開ける。

じゃぁ、やるかと杖を突いて立ち上がる。

通路側に歩いて立って、いよいよ前屈みになろうとする。

利き手は左手一本、ズックを取るには杖が邪魔。

杖はベッドの上に置き、前屈みになる。

自分で考えているほど、左膝の筋力が強くない、入院してから極端に弱っている。信じられないのだが、前屈みどころか前のめりに倒れそうになる。


そこで素直に倒ればいいのに、悪足掻き(わるあがき)をするから騒動が派手になる。
カーテンの端を掴む、左手で端を掴んで起き上がろうとする。

シャシャーン、ドタ~ンと派手な音を発ててしまった。

倒れたのだ。

何事かと同室の皆さんを吃驚させ、看護婦を呼んでこさせる事となる。

トイレに行こうと思ったら、ズックを取ろうとバランスを崩し右の手が全く支えにならなかったのだ、と弁解するが明確には喋れない。

喋らなきゃ、訳が解らず誤解を招くと一生懸命になる。

緊張して身体が硬直する。喋るどころか、吃って言葉にならない。

上田吉治郎の演ずる「アアウーの安濃徳」だ。

『用便の時は、ナースコールを押すのでしょう!』と娘のような看護婦に嗜められる。

『頭を打ったらどうするのですか!大変なのですよ。』とお叱りを受ける。    

大きな音の割に、身体は痛くない。

しかし、マズイな、お騒がせしました。やっちゃった。

妻の「介護日誌」より抜粋

昨日はお風呂の疲れか歩くのもきついようだったが、今日は調子が良

いと歩く。  清司郎、飛行機が遅れて7時過ぎに病院に着。

中田さん宅へ行く予定だったので、30分程居て、今日は病院を引き揚

げる。  9時過ぎ、中田さん宅 着。

01 のっぽのけいこちゃん

02 夕張メロンの歌

12 アリオミラー・セブン

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする