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脳梗塞・リハビリテーション 25(22)

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脳梗塞・リハビリテーション 25(22)

 入院24日目 7月29日(金曜日)

火、金曜日の週2回は入浴の日だと云う。有難い。9時からの早い時間にしてくれと無理を云う、リハビリが10時から予定されていると云うので、それが優先した。また中尾さんと一緒に入ることになった。

風呂の窓から雨の降るのが判る。此処のところ珍しい雨だ。窓を開けても蒸し暑いのは同じ。 ヘルパーの黒田さんは『オー、暑いアツイ、アチネー、カンサン。』と大汗。

こりゃ、ヘルパーの仕事も重労働だわいと思いながら、左肩、左腕、背中と石鹸をつけて洗ってもらう。右上半身と足腰の下半身は自分で洗う。

出来るだけ自分でしないと筋肉が退化するのだと聞いている。

だから風呂も必死の作業となる。

イスも腰当てがプラスチックの穴が空いた水捌けを良くした患者用のがある。
これに坐っている限り石鹸で滑るとか、転げるとかは無い。

身体を流す時や、湯船に浸かる時、身体を拭いてもらう時、着替えをする時とその都度、介添えのヘルパーさんの面倒を掛けなくてはならない。

僕は楽な患者の部類だそうだ。

が、触ると痛みを訴える患者には、つい痛いところに手が触りお叱りを受けるそうだ。何だ神田と悩みは尽きないよ、とポルトガル語ナマリの愚痴も聞く。

 10時からのリハビリは、汗も流れる、眠くなるは、で大変。 

そのうち冷房で寒くなるはで散々。それでも、歩行訓練はみっちりやる。 

 日付がはっきりしないのだが、同期の工務部長の江草豊氏が本を届けてくれた。『どんなジャンルの本が好きか、解からんから。退屈しのぎには成るだろう。』と言いながらも、新刊書のようである。

シドニー・シェルダンの長編物で『血族』上・下巻。病室の消灯時間9時が過ぎて、毎晩11~12時近く迄読んだ。

アメリカが舞台であるが、世界各国から登場人物が物語の性格上出てくる。
面白い。人物と場所がオムニバスに進み、途中で皆ドッキングする格好になるので盛り上がりがある。

ベッドで寝転んで、読むのも辛い。右横に向いて読むのが一番 楽。次に左横に向くのが良い。右手を左側に向けた臍の前に来るようにする作業があるが、大した問題では無い。本を持つ左手の肘の近くに、右手を添えると楽なことを知る。

右手は腫れ上がってドラエモンの掌のようで、何の役くにも立たず終い。むしろ、邪魔になると云ったほうがいい。

左手で本を持ち、一枚一枚めくりながらも、読む。

ストーリーに引き込まれて、ついつい読む。眠くなるまで読んだ。

クダラヌコトを考えて、落ち込むより、眠くなるまで読みたいものが有って助かった。起きれば、することは何なりと有るのだから。            

お陰で、ネクラになる暇がなかったようだ。

江草さん、どうも有り難う御座いました!

妻の「介護日誌」より抜粋


久し振りに、大降りではないが雨模様。

  朝、お風呂に入った勢か、疲れがみられる。

  2時からのリハビリで、左手の訓練。箸で掴む練習をする。

  初めてにしてはスポンジ、木片、トウモロコシと上手に掴める。

  左手の字も、先週よりは上手に名前が書ける。 

  箸が使えたので、夕食はハシを使って口に入れている。

  清司郎が明日着くので、入れ代わって帰ろうと思う。

  主人は、最初は良いと云っていたが、10日はどうかなと不安がる。

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