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脳梗塞・リハビリテーション 23(20)

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脳梗塞・リハビリテーション 23(20)

11言語リハビリ「セン風き」?脳障害が残る?鱒酒が飲める 

                           

 入院22日目 7月27日(水曜日) 

昨日の言語リハビリについて書いておこう。これもテストだった。

絵の付いたカードを見せて、これは何ですか?って問うのだ。

『解ったら言葉で云って下さい、これは何でしょう。』

『汽車、蒸気機関車。』

『はい、良くできました。じゃぁ、これは?』

『テレビ』と得意のレロレロ調で答える。

でも、心のうちで、(脚が4本付いている、こりゃ古いテレビだ。いや教材が古いのだ。)と考える余裕がある。前回のテストでは算数に苦しめられて、頭もテコズッタがなぁと楽勝の気分。

『ヨット、バナナ、犬、猫、船、飛行機……。』

『はい、良くできました。善いですよ~』ってな調子。

『じゃぁ、今度は字で書けますか?』。

『奥さん、機能交換の練習はさせていますね。』

右手の機能回復は時間が掛かる場合、左手で代用させる訓練だ。

入院17日目より字を書く練習をしている。

でも真剣にやっていない。始めていますと答える。

『では、これを見て答を書いて下さい。平仮名、片仮名、漢字どれでも良いですよ。』と書いた字が解れば良いそうだ。

『問題は100パターン、有ります。どれからでも善いですからね。

全部出来るかしら、左手だから疲れるかしら。では、始めましょう。』

とスタート。

優しい。幼稚園の園児じゃぁ有るまいし、馬鹿なことをさせるなぁと思いシブシブとっかかる。 ツクエ、イス、エンピツ……………。

絵の姿を見て、言葉が直ぐ出れば良い方だと云うのは後で聞いた話。

鉛筆の絵を見てウンウン唸っている患者も居るのだと云う。

僕の病状は症状が“軽い方”で、テストの意味も解らぬまま、本人は不承不承取り組んでいる。

40パターンくらいは、何も考えずに簡単に済んだ。

45パターンぐらいかな、字を書くのが鈍くなる。集中力が欠けて来る。

50パターンに入ったら平仮名だけではなく漢字と片仮名混じりに成っている。

扇風機の絵がある。

扇風機だ、までは判るのだが漢字が出てこない。

考えても無理と判断して、シヨウガナイ、センは片仮名でいいとするか。

プウは「かぜ」と云う字、ほら、あれだよカゼ。              

う~んイメージは湧くのだが、どう云う字だったかなぁ。

オッ、こう書くのだ「風」だ。

出来るじゃぁない、風の次は何。センプウキ?

前どこかで出てきたがなぁ、と今やっていることを忘れている。

キは機械の機と頭には思い出しているのだが、鉛筆には伝わって来ない。『機』が書けなきゃ「キ」と云う片仮名にしよう。

エッ、片仮名の「キ」と云う字?

散々、考えあぐねて、平仮名の「き」が思い浮かぶ。何てザマだ。 

    

「センプウキ」も時間を掛けた結果、やっと『セン風き』に落ち着いたのだ。

例によって頭から脂汗が滲んでくる。

ようやく、60問目にたどり着いた感じ。

『はい、良くできましたですね。頑張りました。今日はこれ迄に致しましょう。』の声を聞いて、ホッとする。

『解っていても左手の字は、難しいでしょう。良く頑張りましたね。』 

と慰めごとを云ってくれる。

後で思うと、落ち込んでしまうと次に進めない訳だ。右半身不随の身体だけの病気かと思っていたが、頭、いや脳に欠陥が生じている!

言語のリハビリテーションとは云うけど、脳障害の程度や欠陥の度合いを調べているのだ!これは問題だなぁ、肉体的な障害だけでは無いのだ。

本気で言語リハビリに取り組まねば、ノウターリン(脳が足りん)に成ったまま、一生を送らねばならぬ、と思った。

考えれば考えるほど、大丈夫かなと心配になる。

でも考えても、どうなる問題ではない。

成るようになるさ、と達観して覚悟を決める。

と書けばカッコウも好いが本当は考えても頭の中が纏まらない。

ものを考えると、頭が痛くなる、脂汗が噴き出るようだ。

要するに、脳のビョウキ、頭が普通でなくなっている事を認識する。

OH! NO!

妻の「介護日誌」より抜粋

  小田原の兄が広久君と一緒に来てくれる。

  夕方、江草さんと小泉さんが、それそれに来てくれる。

 (江草豊氏、小泉博正氏)

  今日から階段の登り降りを練習する。

  毎日毎日新しい事にチャレンジしていくので嬉しくなる。

  それに今日はいつものように夕食後、歩行訓練をして身体を拭いて、

  歯磨きも済ませ帰ろうとすると、手の挙げる調子が少し軽くなったよ

  うだと云う。     

  江田駅までの道程も嬉しく駅が近くなったように感じられる。

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