スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

脳梗塞・リハビリテーション 16(13)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサーリンク

脳梗塞・リハビリテーション 16(13)

⑥ 入院15日目 



 15日目 7月20日(水曜日)


昨日、リハビリ室へ行った時の事だ。

姿見大の鏡があるから、前にたって正面から自分の姿を観る。それは、きのう何時までも寝たきり老人でもなかろうと、パジャマを脱いで短パンに履き替えたこともある。短足に似合うかなって“若い”から気にするのだ。

車椅子に乗っていると、腿が押されて平たくなるせいか余り目立たないが、立った姿はどうだろう。痩せているのは見慣れたことだから気にならない。

右脚だ、右脚。左脚より小さくなっている、いや、細くなっている。

驚いた、びっくりした。骨折をした人のギプスを外した手足が細くなるのは知っていた。が、僕のは骨折でないのだから、本当に驚いた。

脚の太いのは、女でないから気にならないどころか自慢していたぐらいだ。こんなに細くなって元に戻すのが大変だなぁと思ってしまう。

腿の廻りがどれだけあったか計るべきだったのだ。

ボーとしていて気が付かなかった。正直、ショックだった。

右、左比べて見てもハッキリ判るのだ。でもクヨクヨしないで、すぐ立ち直れたから良かった。             

歩くのに一生懸命でリハビリをするうちに、治るだろうと軽く考えられたのが、ネクラにならずに済んだのだ。

全く、歩ける嬉しさは、何物にも変え難い。歩くことに頭が一杯で嬉しくて、脚の細いのがドウシタイって気持ちだった。 杖を借りたのは、この日だったか。

でも、驚いた、杖が自分で立っているなんて。4本足にするとは考えたな、身障者用にいろいろ考えているのだ。自主トレの場所は本館と旧館の間の渡り廊下だ。

杖を持って車椅子から立ち上がる。どうってことは無い。リハビリ室と一緒だ。

廊下の端から端まで何回も往復だ。 調子が良い。やったぜ、毎日出来るぞ。

廊下の端からエレベーターの前まで、廊下と本館の間に防火壁を入れる溝がある。溝に1mmか2mmの厚さの金属が被さっている。これにつまずく、信じられぬがツマズク。

エレベーターの前にゴムマットが有る。

これの厚さが溝の金具より厚いので試してみる。すると必ず躓く。杖があるから良いものの、普通の人なら何にツマズイタか解らないであろう。右足を擦らせているのだ。足首がキチッとあがってない、引き摺っているのだ。

びっくり大発見のお粗末って話。

杖がどこにおいても立っているから、便利がいい。

特にトイレには、もたせ掛ける心配がないから安心して用便に集中できるから良い。

 中田の奥さんと長男の和生君が見舞いに来てくれる。

和生君と清司郎は仲良しの友達だ。小学校の4年生から中学1年生までかな、矢野町に引っ越して子供の剣道で一緒だった。

矢野剣士会の中でもノッポで優しい子供だった記憶がある。

剣道の先生ばかりボランティアをしてもらうのは気の毒だ、と子供の両親が付添いに出たもので中田さんとは親しくなった。

以来、家族でお付き合いをしてもらっている。

相変わらず背が高く、今年が大学受験で大変なようだ。

妻の「介護日誌」より抜粋

   リハビリもどんどん前に進み今日から、杖(4本足)も貸し出して貰って

   トイレまで、なるべく歩いて行く様にする。

   午前、午後の2回のトレーニングに加え、夕方も自主的にトレーニング

   る、歩くようにする。                       

   お昼頃、中田さんが和生君と一緒に御見舞に来て

   くださる。引越しを23日に控え忙しい中、いろいろ

   心配りして下さり感謝でいっぱい。

   久恵より財津さんから電話があったと云うので、

   夜、お礼と状況を話する。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする