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脳梗塞・リハビリテーション 9(06)

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脳梗塞・リハビリテーション 9(06)

 10日目 7月15日(金曜日)

10時前5分、リハビリ室に行く時間だ。ヘルパーの黒田さんが迎えに来る。
彼女もブラジル国籍だが、もうすぐ結婚するらしい。
今が一番楽しい時のようだ。

 さてリハビリ、ストレッチのあと、帯を持って後ろから歩かす訓練をやったかと思うと、サァ、今度は独りで歩いてみましょう!と云う。

えっ!本当?もう独り歩き?一人前か。で、オッカナびくり独りで歩きに挑戦。

びっこを曳くようだが、よたよたでも何とか歩けた、歩いた!
そのまま、部屋を一直線に横切る。勿論、先生の監視付きだが。

アルケタ、歩いた! 車椅子で帰るときは、ヤッタゼ!

ベィビーと叫びたかった。

午後になって大瀧博志部長と早川昭太郎重役が見舞いに来てくれる。
暑い最中、恐縮してしまう。お二人とも歩行訓練を始めたことを、我がことのように喜んでくれ、回復の早さにびっくりする。

早川重役の『神が給え賜うた休暇と思い、ゆっくり、お休みなさい。あせらず、ゆったりしなさい。』の言葉は、宗教的な何か重みがあった。海外勤務を経験すると、物に動じなくなるものかと何と無く感心した。

この日位かな、本が少し読めるようになったのは。

読みたいクセに活字を見ると、すぐ眠くなる。

 夜8:15妻が、病院に着いた。
広島に帰り彼女の仕事の段取りをつけ、家事のことを同居している母親に頼んで、13:32 ひかり44号に飛び乗ったそうだ。

新横浜に着き地下鉄の乗り継ぎを覚えて、地下鉄中川駅まで来たのは良かったがタクシーが来ないから歩いたと云う。約15分。 
点滴はまだ続けている様子に、長く懸るんだねぇと驚く。

トイレに車椅子で行けるようになったと云うと、頑張ったわねぇと喜んで涙ぐむ。実は、ここの記憶が今一つ、はっきりしてない。
と云うのは、町内の津本さんに頂戴した秘薬!のこと。

この日に持って帰ったのか、最初に持って来たのかがはっきりしない。
何時の日かはっきりせぬまま、毎日、朝と夕食の後、二粒ずつ大事に頂いていた。

朝鮮人参をベースに犀? か鹿の角の粉末を混ぜた丸薬でアーモンド・チョコレートの大きさ程で色も形も良く似ているのである。津本さんも大病を患って九死に一生を得たと云う経験が有るらしく、脳梗塞ならこの薬を飲ませて上げなさい、と下さったと云う。

韓国に旅行したとき買って来たもので、自分が呑むつもりだった薬に違いない。血を奇麗にして血行が良くなるとのことだ。減量をしている食事は量が少ない、アーモンド・チョコレートが二粒でも腹の足しになると思ってコップの水で呑む美味さは格別だった。

勿論、これを呑めば血流は良くなり、毛細血管まで血液が流れるのだと信じて有難く頂くのであるが、コップの水は腹に溜まって満腹感を創るのに役に立った。

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