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脳梗塞・リハビリテーション 8(05)

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脳梗塞・リハビリテーション 8(05)

 9日目 7月14日(木曜日)

病院の生活にも慣れつ来る。尿道の管は3日目に外した。
以来、用便の度にヘルパーさんの御世話になる。
例の「トイッレッ、ウンコー、シッコー、ドッチ」と怒鳴るあれだ。

妻がいないから、なかなかトイレに行かせてはくれない。ベッドで尿瓶、オマルでやりなさい、が原則。『もう、立ち座りのリハビリをやってんだ! トイレでもリハビリをやるのだから』と言うことを聞かないヘルパーさんには、八つ当たり気味で納得してもらう。

こう書くと、威勢が良いのだが実際は、青息吐息のレロレロで云っている言葉だから、迫力のないことおびただしい。ヘルパーさんとか準看護婦さんは同情があるのか、やれやれと云った表情で車椅子に乗せ、連れていってくれる。

身体障害者用のトイレに行く。外との遮断はカーテン・ドアだけで殺風景だが車椅子ごと入るから広い。洋式トイレに移るのが一仕事ある。でも、オマルを使い、ベッドのカーテンを閉めただけの、臭い匂いを撒き散らしている事を思えば身体障害者用のトイレの方が、まったく良い。

精神的にも、ずっと落ち着いて出来るから、何となくリラックスするから不思議である。 車椅子に乗るには、掛ふとんを除け、まずベッドより起きる。ベットサイドの手摺を移動して穴に建てかけるのが、左手一本では難しい技だ。

巧く入らぬからガキンガキンと金属音がしてしまう。 
(後に食事が済むとイスに乗るための隙間を、テーブルを折り畳んだときに作ることを覚えたのだが。) これが済んでベッドに腰掛けて、車椅子を引き寄せる。

立ち上がって左手で車椅子を掴み、尻を乗せる。
あとは車止めを外し、イスを動かすだけ。
たったこれだけの事が難儀をするのだから病院生活も楽ではない。

 今日もリハビリ、先生に後ろ押しをしてもらって歩行訓練。注意していても、ちょっとした事で、気が滅入ってしまう。奥さんが観てないと元気が無いですねと冷やかされそうだ。『よいしょ、ヨイショ』と気合いを入れてやる。

広島から中川敏興君が見舞いに来てくれる。意外と元気なので大安心をしてくれた。あとは笑いのうちに話は弾む。ご両親が横浜に居るんだった、この近くといっても御苦労の事だ。

話中、興奮すると吃ってくるのが解る。言語障害がやはり在るのだ。
それと口の中が右半分シビレているようだ。喋りにくい。 課長の西村君、会社の帰りに見舞ってくれる。たびたび有り難う、暑いのに大変だろう。

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